飯尾醸造 富士ピクル酢 360ml
オススメ度
価格:648 円(税込)
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きゅうり、にんじん、セロリ、大根などお好みの生野菜をそのまま漬けるだけで、美味しいピクルスが簡単に作れます。 ■原材料:米酢(京都産)、砂糖(粗糖:鹿児島産)、塩、ドライトマト(アメリカ産)、香辛料(スリランカ・静岡産) ■賞味期限:常温で1年1. 原料のお米は無農薬の新米のみ。 酢1リットルにつき、200gもの米を使います いい酢はいい米から。これが飯尾醸造の考え方です。昭和39年から地元、京都・宮津の棚田で農薬を使わずにお米を作ってもらい、 その新米だけを原料にお酢を造っています。人里離れた棚田でわざわざお米を作るのは、他の田んぼで使った農薬や生活排水の影響を受けないようにするためです。 「純米富士酢」はお米と水だけが原料の純米酢です。酢1リットルにつき200gのお米を使いますが、これはJAS規格の5倍量にあたります。 「富士酢プレミアム」ではさらにたくさんのお米を使っています。酢1リットルにつき、320g。JAS規格の8倍量にあたります。 たっぷりのお米で仕込んだお酢は、ただ酸っぱいだけでなく、コクと旨みが感じられます。 JAS規格(日本農林規格)によれば、1リットルのお酢を造るのに40gのお米を使えば「米酢」と表示できることになっています。 ただし、米だけからお酢をつくるには最低でも120gのお米が必要です。それに満たないものには、醸造用アルコールや各種の穀類を添加して造られています。 JAS規格は、戦後の混乱で模造食品が横行していた頃に定められました。 2. 自社の蔵で、杜氏が“酢もともろみ”(酒)も仕込みます 毎年冬になると、飯尾醸造の蔵では杜氏が酢もともろみ(酒)を仕込みます。麹づくりからはじまり、酒母づくり、 そしてもろみ(酒)の仕込みと、約100日間泊まり込みでの作業になります。できあがった酢もともろみ(酒)にはアミノ酸がたっぷり。 これがこのあとお酢の風味をおいしくする決め手となります。 お酢のメーカーで自社の蔵で酢もともろみ(酒)を造っているところは今となっては珍しいようです。 3. 時間と手間はかかっても「古式静置発酵」でお酢を造ります 飯尾醸造では「静置発酵法」により酢もともろみ(酒)をお酢に発酵させます。これはタンクの表面だけで酢酸菌が自然発酵していくのを待つ発酵法です。 発酵だけで約100日間と時間はかかりますが、アミノ酸がとばず、まろやかな味のお酢に仕上がります。 多くのメーカーでは8時間から長くても数日で発酵が終わる速醸の「全面発酵法」を採用しています。 これはタンクの中に空気を人工的に送り込んで発酵を促進させる方法です。 無農薬のおいしい米を贅沢に使い、「静置発酵」で時間をかけて造った「富士酢」の味は、しっかり酸っぱいのにツンツンせず、まろやかです。 お米の芳醇な香り、濃厚なコクと旨みがあります。 実際に数値を分析すると、富士酢は酢酸の比率が低いことが分かりました。 「酢酸」とは、強い酸味と刺激臭を持つ有機酸。揮発酸で、蒸発しやすい酸です。一般的な米酢は99%が酢酸ですが、富士酢は酢酸が86%で不揮発酸の乳酸、コハク酸、リンゴ酸など、穏やかな酸が多いのが特徴です。ツンとせず、 酸が飛びづらいので酢飯にするとおいしさが長持ちすることを実感いただけると思います。 飯尾醸造の商品には量産品がありません。素材を選び、手間ひまを惜しまない作業を通じ、最高のお酢造りを貫くこと。これが飯尾醸造の誇りです。 農家、杜氏、そして飯尾醸造が丹精こめて造った「富士酢」の味を気に 入っていただければ幸いです。 原料は無農薬の新米 たっぷり使ってお酢を仕込みます 杜氏 酒蔵の杜氏と蔵人たち 蒸した米に麹菌をまぶして麹をつくります この酢酸菌膜がアルコールを酢に変えて くれます 古式「静置発酵」で100日以上かけて発酵 その後、熟成蔵で300日じっくりと寝かせます

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